Illustratorで利用できるファイル形式は？

Illustratorで扱えるファイル形式を知っておこう！

Illustrator(イラストレーター)では、いくつかのファイル形式で保存や書き出しが行えます。

上記で「保存」や「書き出し」と言ったのは、Illustratorではこの２つの扱いや操作方法が異なるからです。

「保存」や「書き出し」の操作方法については、別ページにて解説いたしますので、ここでは基本となるイラレで扱えるファイル形式を押えておいてください。

保存ファイル

Illustratorで保存できるファイル形式

イラストレーターで保存する基本的なファイルは、もちろん「ai」形式です。

何か特別な理由がない限り、「ai」データ以外で保存することはありません。

そのほかにも、保存できるファイル形式を下記に記載しておきますので、必要に応じて適切なデータで保存してください。

Illustratorで保存できるファイル形式一覧と概要

Adobe Illustrator (ai)	Illustrator専用のファイル形式です。 Illustratorの全機能を保存できるので基本的には、このフォーマットで保存します。
Illustrator EPS (eps)	ベクターデータとビットマップデータの両方を含むことができます。 さまざまなグラフィックソフトで開くことができるため、汎用性の高いファイル形式です。 そのため、DTPの分野では広く扱われております。
Illustrator Template (ait)	Illustratorで新規ドキュメントと開くことができるので、自分好みの設定でテンプレートとして保存できるファイル形式です。 テンプレートファイルを上書きや再編集することはできません。 ファイルを開くと「名称未設定」の保存されていない新規ドキュメントとして展開されます。
Adobe PDF (pdf)	MacやWindows、アプリケーションの違いなどの枠を超えて多くの環境で使用できるため、PCのドキュメント方式では広く利用されているフォーマットです。
SVG 圧縮 (svgz) SVG (svg)	拡大・縮小しても画像が粗くならないベクダー画像です。 スマートフォンやPC・Retinaなどに対応したWebサイトやアプリ向けに便利なファイル形式です。 また、透過画像やアニメーションのどちらにも扱うことが可能です。

書き出しファイル

Illustratorで書き出せるファイル形式

イラストレーターで作成したものを、画像などで保存する場合は「書き出し」を行います。

「書き出し」から行える操作は３つの方法があります。

• スクリーン用に書き出し
• 書き出し形式
• Web用に保存（従来）

ここでは、扱えるファイル形式のみ解説しますので、イラストレーターでの「書き出し」については別ページで解説いたします。

Illustratorで書き出しできるファイル形式一覧

まとめ

Illustratorで行える保存方法「保存」と「書き出し」の違いや扱えるファイル形式を知っておくことで、用途に合わせたデータを保存することができるようになります。

業務内容に合わせたデータ作成を行えるように、まずはIllustratorで扱えるファイル形式を知っておきましょう。