Illustratorのオブジェクトの「重ね順」を理解する。「重ね順」機能の使い方。

目次

オブジェクトの重なり順で見た目が変わる!

イラストレーターでは、オブジェクトや画像は描画や配置した順番で、前面に重なって行きます。

イラレでは、オブジェクトや画像の配置順序で、表示がまったく異なるものになることがあります。

イラレでの作業中、描画したオブジェクトの重なり順序の移動(前後の入れ替え)は、いつでも変更可能ですのでご安心くだい。

イラストレーターの「重ね順」機能を使えば、簡単にオブジェクトを移動(前後の入れ替え)が行えますので、その方法を今回はご説明したいと思います。

前回のページで解説した「レイヤー」とは少しだけ違うので、そこだけ気を付けてください。

前回の「レイヤー」についての解説はこちらをご覧ください。

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「レイヤー」と「重ね順」の違いと使い分けについてはこちらをご覧ください。

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「重ね順」機能の使い方

では、先ほどの画像を使ってご説明します。

「重ね順」メニューバーの操作

標準の変更方法から。

移動させたいオブジェクトを選択し、メニューバーの「オブジェクト」>「重ね順」>「再背面へ」をクリックで、重なり順序が再背面へと移ります。

「重ね順」右クリックの操作

次は効率的な方法。

目的のオブジェクトを選択したら、「右クリック」>「重ね順」>「再背面へ」をクリックで、重なり順序が変更できます。

「重ね順」ショートカットキー

更に素早く重ね順を変更する方法。

「ショートカットキー」を使う方法。

「重ね順」機能で行える4つのショートカットキーは下記に記載しております。

「重ね順」のショートカットキー

Short Cut

  • 最前面へ
    Mac:「command」+「shift」+「 ] 」 | Windows:「Ctrl」+「shift」+「 ] 」
  • 前面へ
    Mac:「command」+「 ] 」 | Windows:「Ctrl」+「 ] 」
  • 背面へ
    Mac:「command」+「 [ 」 | Windows:「Ctrl」+「 [ 」
  • 最背面へ
    Mac:「command」+「shift」+「 [ 」 | Windows:「Ctrl」+「shift」+「 [ 」

最後に

Illustratorの「重ね順」機能で、オブジェクトの重なり順(前後の入れ替え)は簡単に行えるのでとても便利です。

ただ、「レイヤーパネル」で行える機能と少しだけ違うので、そこだけは理解して機能の使い分けを行いましょう。

次回は、その「「レイヤー」と「重ね順」機能の違いと使い分け方」を解説いたします。

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